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門別競馬(ホッカイドウ競馬)は今日から開幕!馬券攻略のポイントを解説。

門別競馬場で ホッカイドウ競馬開幕!

今日から門別競馬、ホッカイドウ競馬のシーズン開幕となりますね。

ホッカイドウ競馬は存続危機にある状態でしたが、現在は、門別競馬のみの開催ではあるものの、昨年は、売上高300億円を突破し、低迷期からのV字回復を達成しています。

門別競馬がある場所は、北海道沙流郡日高町(旧門別町)にある競馬場です。

門別競馬場の場所

 

門別競馬場ゲート

札幌からの都心からは離れた競馬場ですが、今日から門別競馬場で開催されるホッカイドウ競馬が開幕となります。(ただし、残念ながら無観客競馬となりますが。)

今年は、JBC実行委員会による決定を受け、新たに創設される2歳カテゴリーとして「第1回JBC2歳優駿」のレースを実施されることになりました。

馬産地に近く、2歳馬のメッカとされる門別競馬場で、トップカテゴリーのレースが行われることで、さらなる盛り上がりを見せるであろう門別競馬を、この記事ではフィーチャーしていきます。

今回の記事は私・ヤマネンが
担当いたします。

門別競馬・馬券攻略のための基本情報

まずは、門別競馬・馬券攻略のために、門別競馬の基本情報をおさらいしていきたいと思います。

門別競馬場は、全長1600mで、大井競馬場、盛岡競馬場と並び地方競馬で最大サイズの競馬場です。

外回りは直線距離も330mあり、大井競馬場(386m)についで2番目に長く、追い込み馬でも十分届くコースです。

コース設定としては1000m、1200m 1500m、1600m、1700m、1800m、2000mと、地方競馬としては設定できるコースがバリエーション豊富に用意されています。

2020年から2歳戦限定で
1100mも追加されました。

基本的には、1200mか1800mのレースが多く組まれます。

門別競馬場の成り立ちと開催スタイル

このように広い競馬場になったのは、もともと、門別競馬場は、ホッカイドウ競馬の一つの競馬場だったのですが、競馬場となる前は、「門別軽種馬トレーニングセンター」の名称で、関係者の生活拠点、および所属馬の調教用施設として運用されていました。調教用施設としての機能を有していたため、広いコースとなっています。

もともとホッカイドウ競馬は、札幌競馬場、岩見沢競馬場、函館競馬場、旭川競馬場、帯広競馬場で開催されていましたが、バブル崩壊後に起因した道内不況の長期化やレジャーの多様化などの原因による馬券売上の低迷から、赤字運営が深刻化したため、1997年に函館・帯広・岩見沢の開催を廃止し、門別軽種馬トレーニングセンターを改装して、門別競馬場として新設。札幌・旭川・門別と3場でホッカイドウ競馬は開催されていたものの、2008年をもって旭川競馬場での開催が廃止、続いて2010年に札幌競馬場での開催も廃止。そして、現在も続いているのが、今回、ご紹介する門別競馬場というわけです。

また、門別競馬場のお客様用のスタンドは、非常にコンパクトで、シンプルなものになっています。収容人数も500人ほどです。

門別競馬は北海道に位置しているため、冬季は雪のため開催はできません。つまりは4月半ばから11月までの開催となります。

そのため、寒い時期も観戦しやすいように、観客席側を全面ガラス張りとしたポラリススタンド(800人観戦可)も新設し、収容人員の増加も図っています。

門別競馬所属の馬たちは、冬季の間他地区に移籍してレースに出走するか、門別競馬場で休養と調整に充てることになります。

そのためシーズン開幕直後は、門別で冬を越した馬たちはほとんど仕上がっていません。

冬の間レースに出走しない分、開催期間はタイトに出走するためシーズン後半を見越して、体力温存に努める馬がほとんどです。なお地方競馬で冬季に競馬開催が出来ない競馬場は2場で、門別のほかには金沢競馬が同様に冬季は休業期間となります。

門別競馬の2歳戦馬券攻略と傾向

門別競馬は、開催場が馬産地に近いこともあり、2歳戦に非常に力を入れており、「第1回JBC2歳優駿」もその一環です。

JRA認定競走をステップに、毎年函館2歳Sや札幌2歳Sなど、ビッグタイトルを狙う若駒たちが出てきます。

また2歳時は門別で走り、3歳になると南関競馬に移籍して、賞金の高い南関クラシックを目指す流れはトレンドとなっています。

門別競馬の2歳戦馬券攻略には、能検のチェックが有効。

新馬戦(スーパーフレッシュチャレンジ)の予想を立てるうえで重要なのは、能力検査、つまり能検の内容です。

走破時計で、その馬のポテンシャルを測るという方法もあります。

しかしながら、能力検査の走破時計「だけ」で判断するのは、ちょっと危険です。

能力検査は、あくまでも合格することが目的であり、直線でビッシリと追っている馬と、まったく追わずにゴールした馬とでは、たとえ同タイムでも評価は、異なってきます。

このあたりもチェックした方が良いでしょう。

また、受験日の馬場状態も要注意です。これはレースにおいても同じですが、良馬場の場合、砂の負荷がかかるため時計は出にくく、重や不良馬場の場合は、極端に時計が速くなる場合があります。

気になる馬がいた場合は、ホッカイドウ競馬のHP上にある能検動画で脚さばきやフォーム、スタートセンスや騎手の動作をチェックすることをおすすめします。

能研動画は、こちらからご確認できます。

門別競馬の2歳戦馬券攻略には、枠順も一つのポイント。狙うなら内枠!

また、シーズン序盤の2歳戦は、1000m~1200mが主体となって組まれます。

これは古馬戦の場合にも同様ですが、短距離戦においては、とくにポジションが取りやすい内枠の方が有利です。

また、スーパーフレッシュチャレンジに限ったことではないですが、スタートセンスが良いというのは大きなアドバンテージです。

門別競馬場の1000mは、スタートしてすぐに3コーナーを迎えるため、狙うなら内枠の先行馬がベターです。

ただし、スーパーフレッシュチャレンジの場合、最内枠は物見をしやすく出遅れや落馬といったアクシデントも少なくないので注意です。

早い時期のレースでは馬の精神面が幼く、レースに集中できず能検では良い走りを見せていたのに、全くレースに参加できず大敗というパターンもあります。

そのため、当日の落ち着き具合をパドックや返し馬で確認するべきです。

近年のトレンドとしては、開幕直後のスーパーフレッシュチャレンジを使い、一息入れて成長を促し、夏のJRAの北海道シリーズに参戦して、秋にもう一度門別の重賞を使い、南関競馬へ移籍するのが素質馬のセオリーとなりつつあります。

つまり馬券ファンとしては、春先のスーパーフレッシュチャレンジから目が離せない展開となっています。

門別競馬のジョッキーから見る馬券攻略

門別競馬のジョッキー事情は、変化の時期を迎えてきています。

かつては、コスモバルクとのコンビで、JRAにも参戦した五十嵐冬樹ジョッキーが、トップジョッキーとして君臨していましたが、近年は、乗り馬の質の低下もあってか、成績が下落気味でランキングダウンしています。(2019年リーディング4位)

また、近年は、若手ジョッキーの台頭が目立つ状況です。

特に、2019年のリーディングを獲得した石 川倭ジョッキーや重賞戦線での活躍が目立つ阿部龍ジョッキー、南関東競馬への武者修行を行い、これからの成長が楽しみな落合玄太ジョッキーなど若手の有望株が多い印象です。

2019年のホッカイドウ競馬リーディングは、このような結果でした。

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門別競馬の馬券攻略のために、この3人のジョッキーは押さえよう。

ここでは、2019年のリーディングベスト3位をご紹介します。

門別競馬、ホッカイドウ競馬ビギナーの方には、まず、この3人をおさえた方が馬券攻略の近道になると言えます。

[st-rank rankno=”1″ bgcolor=”” color=”#000″ bordercolor=”#ccc” radius=”” star=””]リーディング1位 石川 倭[/st-rank]

まずは、石川倭ジョッキーです。

石川倭ジョッキーは、門別競馬のトップレベルの馬であり「オヤコダカ」とのコンビで門別競馬を賑わせています。

騎乗スタイルとしては地方所属のジョッキーにありがちな先行をして、ゴリゴリに追って力業で粘らせるスタイルではなく、馬との折り合いを重視して、気分よくスムーズにレースを進めようとする中央競馬のジョッキーのような乗り方が特徴的です。

特に、末脚が良い馬に乗せると上手に追い込んでくる印象があります。

2019年は、120勝をあげ、頭一つ抜けて、リーディングジョッキーとなりました。

同期に大井競馬の笹川翼ジョッキーや名古屋の木之前葵ジョッキーなどがいます。

[st-rank rankno=”2″ bgcolor=”” color=”#000″ bordercolor=”#ccc” radius=”” star=””]リーディング2位 桑村 真明[/st-rank]

2019年のリーディング2位は、桑村真明ジョッキーでした。

桑村真明ジョッキーは、一言で言えば総合点が非常に高いジョッキーです。

特に所属の角川厩舎からの信頼は絶大です。

戦法的には逃げ、差し自在です。

またスタートセンスも良いため、しっかり好位を取って抜け出す競馬が得意です。

角川厩舎は門別でも1、2を争う厩舎だけに乗り馬の質が非常に高いこともあり、好成績の要因はというインタビューに対して「良い馬に乗れている、騎乗馬に恵まれている」と答えています。

このことからも、厩舎とのつながりという部分を大切にしているジョッキーだということがわかります。

[st-rank rankno=”3″ bgcolor=”” color=”#000″ bordercolor=”#ccc” radius=”” star=””]リーディング3位 服部茂史[/st-rank]

服部騎手は、田中厩舎の主戦ジョッキーで、初騎乗は1994年ということですから、ベテランジョッキーですね。

服部騎手は、後方から外を回す競馬が得意なので、追い込み馬の騎乗に定評があります。

また、若駒の教育にも定評があるジョッキーです。

門別競馬の馬券攻略のための注目ジョッキー。その名は阿部龍。

また、注目株として、桑村真明ジョッキーの弟弟子にあたるのが阿部龍ジョッキーです。

阿部龍ジョッキーは、25歳の若手ジョッキーで、2019年は74勝をあげて、リーデングは6位でしたが、成績以上の存在感を放つジョッキーです。騎乗スタイルとしては、強気な先行策が目立ち、それゆえに馬券を買っていても納得できる騎乗も多いです。

角川厩舎のセカンドジョッキーという立場ですが、角川厩舎以外からの依頼も目立つようになってきました。また大舞台での思い切った騎乗も魅力のジョッキーです。

門別競馬のジョッキーたちの全体的な特徴。

ここで門別競馬のジョッキーたちの全体的な特徴ですが、コース取りとして、外を選択するジョッキーが多いです。

これには理由があり、コース特徴としてコーナー半径が大きく、直線も長いため多少の距離ロスをしたとしても、スムーズに運び最後の末脚にしたいという志向が強いようです。

門別競馬の馬券攻略ポイント。馬場を読む。勝負気配を読む。

門別競馬の馬券攻略なのですが、ポイントは2つあると思います。それは「馬場読み」と「勝負気配」の2つです。どちらも一見難しそうに思いますが、ポイントを掴むことができれば、それほど難しいわけではありません。

門別競馬場の独特の馬場を読んで馬券攻略

門別競馬場は、地方競馬にしては、広いコースが特徴ですが、馬場に関しては、日によって「インコース有利」「アウトコース有利」があります。

これには理由があります。凍結防止剤です。

中央競馬でも、冬のダートコースで使われる凍結防止剤ですが、車を運転する方ならピンとくるかもしれませんが、文字通り路面の凍結を防ぐ効果があります。

競走馬にとって路面の凍結は、大変な問題です。

競走馬は蹄鉄という金属金具を蹄につけています。そのため路面が凍結してしまうと、スケートリンクをスキー板で進むような状態になってしまい、転倒してしまします。

門別競馬場は、北の大地の北海道に位置しているため、凍結防止剤がほぼオールシーズンで散布されていて、その影響で、馬場に偏りが出やすいのです。特に、凍結防止剤を散布した後に雨が降ると、雨の水分で凍結防止剤が粘るような状態になります。そのため、凍結防止剤の濃度によって、走りにくくスピードが出にくいコースが出現するのです。

また中団インコースなどは砂が凍結防止剤の影響で、固まって飛んでくることもあるので馬が嫌がりやすいなどもあります。

門別競馬場の馬場の読み方

馬場の読み方は、基本的に、どの競馬場でも同じですが、

その日のレースをしっかり観察することです。

特に門別競馬場はコースが広いため、ペースがそれほど上がることないです。よって、先行馬が直線でも踏ん張るようだとインコース有利、外からの追い込みが効くようだとアウトコース有利というように、単純に判断して大丈夫です。

ただ、1000mのレースでは注意が必要です。

1000mは、あまりも距離が短いため単純にスピード比べになりやすく、伸びるコースを見抜くには不向きです。

門別競馬の勝負気配を、ジョッキーの乗り替わりから読む。

「勝負気配」とは、陣営がここは勝ちたいと思っているレースの時です。

もちろん出走するからには、すべてのレースを勝ちたいことは前提です。

しかし実際には長いシーズンを戦っていく上で、賞金を積み重ねるために「まぁまぁの仕上がりだけど、レースに出走させる」という事も良くあります。

また馬の事情として、それほど体質が強くない、足元に不安がある馬などはそれほどレース数をこなせないため、「ここで1年分の賞金を稼ぐ!」といったような典型的な勝負レースもあります。

「勝負気配」を外部の一般競馬ファンが見抜く方法として、もっともわかりやすいのは乗り替わりです。

基本的に、リーディング下位のジョッキーから上位のジョッキーに乗り替わって勝負というパターンが地方競馬では王道的なパターンです。

門別競馬の勝負気配を、厩舎とジョッキー関係から読む。

しかし、門別競馬の場合は、もっと典型的な勝負パターンがあります。それはジョッキーの所属厩舎です。

門別競馬は、昔の競馬の雰囲気が残り、「勝負の時には所属のジョッキーで」という考えが深く残っています。

このことを利用して、「この馬は、米川厩舎所属で石川倭ジョッキー(米川厩舎所属)に乗り替わってる・・・今回は勝負かな?」という風な考え方をするのです。

これはジョッキーリーディングの勝ち鞍の数にも表れています。

角川厩舎に所属する、桑村ジョッキーと阿部ジョッキーの勝利差は、わずか12勝差しかありません。

これは厩舎側が勝負気配で仕上げた馬が、複数のジョッキーに分散した結果と考えています。

個人的肌感ですが、【角川厩舎と桑村ジョッキー、阿部ジョッキーのコンビ】や、

昨年大活躍した【米川厩舎と石川ジョッキーのコンビ】などは、黄金コンビとして覚えておいて損はないと思います。

門別競馬の馬券攻略のまとめ

門別競馬は開催期間や馬場も含めて、やや特殊な開催形態をとっています。それだけにコツをつかんでしまえば、一歩進んだ馬券ユーザーになれると思います。

馬券攻略の上では

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  • 2歳戦は、能力検査をチェック。
  • 基本は、内側を狙え。
  • リーディング上位は押さえる。
  • レースを観察して、コース傾向を探る。
  • ジョッキー×厩舎の関係性を読み取る。

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これらがポイントとなります。

また、馬場状態を読む上で、門別競馬のジョッキーたちは、基本的に外に出したがる点があるということを意識しておくと良いでしょう。

勝負気配を感じて穴馬券を取るコツとしては、リーティング中堅ジョッキーの所属厩舎は覚えておいて損はないです。

これらのジョッキーたちは、所属の厩舎から勝負の鞍が回ってくることがあります。

そして知名度がない分、人気になりにくいです。

広いコースで脚質的な有利不利が少ない分、そういった馬を狙い撃つことが、高配当を手にするためのポイントかもしれません。

以上、門別競馬の馬券攻略に関する記事を書いてみました。

少しでも馬券攻略の参考になれば幸いです。

今日から開幕の門別競馬、ともに
楽しみましょう!

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