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競馬新聞を活用して【オススメあり】あなたの競馬ライフにスパイスを!

「重賞や特別レースだけ買うのは物足りなくなってきた。でも、スポーツ新聞では平場のレースの情報は少ないんだよね」とお思いのあなた。

競馬新聞(専門紙)を手にしてみませんか?

「値段が高いからなあ」と躊躇する気持ちはわかります。

でも、値段が高いだけの価値が、競馬新聞にはあるのです。

競馬新聞を続けて読むことで、競馬の見方、レースの捉え方が大きく変わってきます。

競馬新聞を続けて読むことで、競馬の見方、レースの捉え方が大きく変わってきます。

どんな変化があるのか、気になりますよね。

それではまず、スポーツ新聞と競馬新聞の比較からお話ししましょう。

今回は、競馬専門誌で働いていた
こともある私・レイが書きます。

情報量が多い競馬新聞を読んでみよう!

スポーツ新聞の競馬のページと、競馬専門紙、いわゆる競馬新聞との大きな違いは何だと思いますか?

単純に言えば、情報量の違いです。

スポーツ新聞は、購入する人の割合が多い重賞や特別レース、最終レースの情報を多めに掲載しています。

最近は、スポーツ新聞も対抗して、馬柱を全レース掲載する会社が出てきました。

陽猿(ようエン)
陽猿(ようエン)
ボクが愛用する日刊スポーツの
『極ウマ・プレミアム』は、
まさにそうです。

しかし、前半のレースについては、調教や厩舎のコメントなどを割愛しているところがほとんどです。

陽猿(ようエン)
陽猿(ようエン)
ま、たしかに・・・

その点、競馬新聞は、第1レースから調教や厩舎のコメントなども詳細に掲載されています。

競馬新聞は、全部のレースについて詳しい情報が掲載されている。

第9レース以降の特別レースを買う程度であれば、スポーツ新聞の情報量で事足ります。

でも、競馬を知るにつれて、平場のレースも買ってみたくなるのが自然の流れというものです。

その時、スポーツ新聞では絶対的に情報量が不足します。

調教タイムを詳しく知ろうと思っても、スポーツ新聞では掲載がないか、あっても直前の追い切りのタイムだけでしょう。

陽猿(ようエン)
陽猿(ようエン)
ボクも調教タイムは、
競馬の予想にとって
不可欠な予想ファクターと
考えています。

中間にどれくらいの調教量があったのか、最終追い切りの脚色や気配などはどうなのか。

競馬新聞なら、前半のレースの馬についても詳しく掲載されています。

特に、新馬戦のような、過去のレース実績がまったくないレースでは、調教とともに厩舎のコメントがかなり参考になります。

地方競馬の場合は、競馬新聞を買うメリットが大きい。

また、スポーツ紙に掲載されている情報がメインレース程度しかなく、他のレースは馬名紹介程度の地方競馬では、さらに競馬新聞を買うメリットは大きくなります。

地方競馬場に行って、全レース買ってみたいというような時は、必ず競馬新聞(専門紙)が、あなたを助けてくれるはずです。

第1レースから、出走馬の分析や厩舎情報、調教状態などの記事が掲載されていますから、当日のパドックの気配と合わせて参考にしてください。

 

競馬新聞に掲載されている馬柱のデータを発掘して、レースを推理するのが予想の醍醐味。

データが満載の競馬新聞(専門紙)ですが、なんといっても一番の情報は出走馬のデータが詰まった「馬柱うまばしら」と呼ばれる表です。

馬の父母や母の父、あるいは厩舎や過去の成績などの基本情報は、スポーツ紙の馬柱も同じようなものです。

ただ、競馬場別、距離別、馬場状態別などの細かなデータを各社が独自の観点で馬柱に加えて、スポーツ紙との差別化を図っています。

そういったデータをピックアップしつつ、調教やコメントといった情報を加味しながら、推理していくのが競馬のひとつの醍醐味と言えるでしょう。

午前中のレースも買ってみようかな、と思ったら、競馬新聞を手にして熟読するのが勝利の近道です。

 

競馬新聞を買ってみよう!

一般的な新聞は、宅配があり、配達員が自宅まで届けてくれます。

しかし、競馬新聞には宅配はありません。

競馬新聞は、自分で買いに出かける必要があります。

競馬新聞を一番購入しやすいのはコンビニエンスストア。

中央競馬の競馬新聞は、コンビニエンスストアならば、早ければ金曜の午後から店頭に並びます。

スポーツ新聞が置いてある入り口近くに、競馬新聞も一緒に置くコンビニエンスストアが一般的です。

何紙かある中から、あなたの好みの新聞を選んでください。

駅の売店でも競馬新聞の購入が可能。

あなたは、通勤に電車を利用していますか?

駅には、出入り口の近くや構内に、売店がありますよね。

競馬新聞は、駅の売店でも購入することができます。

コンビニエンスストアと同じように、一般紙やスポーツ紙と並んで、目立つ位置に置いてあります。

ただ、全部の駅の売店で取り扱っているわけではありません。

売店側の都合などで、競馬新聞を扱っていないところもありますから、注意してください。

また、数は少ないですが、競馬場や場外発売所が近くにある書店や小売店でも競馬新聞を販売していることがあります。

全国の競馬場や場外馬券発売所(WINSやAiba)で当然、競馬新聞は買えます。

競馬新聞は、開催している競馬場はもちろん、全国の場外馬券発売所でも販売しています。

競馬場や場外馬券発売所では、コンビニエンスストアなどと違って、机の上に平積みにして販売しています。

事前に新聞を読みたいと思わない時は、当日に競馬場や場外発売所で購入するのもいいでしょう。

駅やコンビニエンスストアの売店と違って、大量に入荷していますから、売り切れの心配はまったくないというメリットもあります。

 

競馬新聞は、インターネットを通じても購入できる。

最近は、コンビニエンスストアのマルチコピー機で、新聞のダウンロードができるようになりました。

PDFのダウンロードなので、とてもきれいなのが特長です。

最近は中央競馬だけでなく、地方競馬の新聞も買える種類が増えています。

東京にいて、北海道の競馬(ばんえい競馬)を買ってみたいと思っても、近くのコンビニエンスストアでは新聞は売っていません。

でも、ダウンロードサービスを利用すれば、どこの競馬場の新聞でも手に入れることができます。

また、指定したレースだけを買うことができる新聞もあります。

操作方法や料金は、各コンビニエンスストア、新聞社によって違います。

購入の前に、ダウンロードのサイトや、各社のホームページなどで、よく確認しましょう。

 

どんな競馬新聞があるのか?中央競馬と地方競馬の新聞をそれぞれ紹介。

競馬新聞は、大きく2つに分けることができます。

中央競馬のためのものと、地方競馬のためのものです。

どんな新聞があるのか、詳しく紹介しましょう。

中央競馬の競馬新聞は8紙

中央競馬とは、JRA(日本中央競馬会)が主催している競馬で、全国10ヵ所の競馬場で開催しています。

中央競馬の競馬新聞は、全国規模で発行しているものと、関東エリアのみで発行しているものがあります。

中央競馬自体が、茨城県の美浦と滋賀県の栗東にトレーニングセンターがあるように、東西で分かれているシステムなので、関東エリアのみで発行している会社があります。

かつては関西エリアのみで発行している会社もありましたが、現在は存在しません。

全国規模の会社でも、予想者やトラックマンと呼ばれる取材者は、それぞれのトレーニングセンターに絞って仕事をしているので、東西で別の人物が担当しています。

[st-midasibox title=”◆全国規模で発行している競馬新聞” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

  1. 優馬
  2. 競馬エイト
  3. 競馬ブック
  4. 研究ニュース

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[st-midasibox title=”◆関東エリアで発行している競馬新聞” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

  1. 勝馬
  2. 日刊競馬
  3. 競友
  4. 馬三郎

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値段は500円が一般的です。(520円の新聞もあり)

スポーツ紙が3紙買えるほどの値段と、値段が高いのはデメリットといえます。

ただ、それに見合う取材量、情報量があります。

地方競馬場にはそれぞれ地域発行の新聞がある

地方競馬では、競馬場単位で競馬新聞が発行されています。

競馬場によっては、かつては複数の業者が競合していたものの、さまざまな理由で撤退した業者が出て、1紙しか残っていないところもあります。

会社の中には、後述するネット新聞中心の会社もあります。

[st-midasibox title=”◆ばんえい競馬(帯広競馬場)” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

  1. 競馬ブック
  2. ネットばんばキンタロー(新聞は帯広競馬場でのみ販売)

[/st-midasibox]

[st-midasibox title=”◆ホッカイドウ競馬(門別競馬場)” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

  • 競馬ブック

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[st-midasibox title=”◆岩手競馬(盛岡競馬場、水沢競馬場)” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

  1. HORSE NEWS エイカン
  2. 勝馬NEWS
  3. ケイシュウNEWS

[/st-midasibox]

[st-midasibox title=”◆南関東競馬(浦和、大井、川崎、船橋)” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

  1. 勝馬
  2. ケイシュウNEWS
  3. 競馬ブック
  4. 日刊競馬

[/st-midasibox]

[st-midasibox title=”◆東海競馬(名古屋、笠松競馬場)” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

  1. 競馬エース
  2. 競馬東海

[/st-midasibox]

[st-midasibox title=”◆金沢競馬(金沢競馬場)” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

  1. けいばキンキ
  2. 競馬カナザワ
  3. 競馬ホクリク

[/st-midasibox]

[st-midasibox title=”兵庫競馬(園田競馬場、姫路競馬場)” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

  1. 競馬キンキ
  2. 園田ニュース(新聞は園田競馬場でのみ販売)

[/st-midasibox]

[st-midasibox title=”◆高知競馬(高知競馬場)” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

  1. 競馬研究
  2. 中島競馬號
  3. 福ちゃん

[/st-midasibox]

[st-midasibox title=”◆佐賀競馬(佐賀競馬場)” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

  1. 競馬日本一
  2. 通信社

[/st-midasibox]

競馬新聞のおすすめの活用法

せっかくスポーツ紙よりも値段が高い競馬新聞を買ったのなら、その分、たくさん活用したいものです。

何と言っても、スポーツ紙よりも、情報量の厚みが違います。

活用次第で、500円が安く感じられるようになるかもしれませんよ。

競馬新聞の調教欄はデータの宝庫です。

スポーツ紙なら、レース直前の水曜日か木曜日の最終追い切りのタイムが掲載されている程度です。

競馬新聞は、前走後の調教タイムがすべて載っています。

休養明けで、どれくらい調教を積んできたのかが、競馬新聞ならはっきりとわかります。

また、中間坂路とコース調教を織り交ぜたとか、プール調教をこなしたとか、細かな情報も漏らしていません。

重賞競走、特別競走や新馬戦では、各馬にトラックマンのコメントがついて、より詳しく状態を知ることができます。

競馬予想をする上で、調教の強度や動き、気配をコメントで知ることは、とても重要なことです。

調教担当者の各レースの推奨馬も掲載されていますから、目安として参考になります。

 

競馬新聞に載っている陣営のコメントで、出走馬の強気・弱気を知ろう。

まれに取材を受けない陣営がありますが、たいていは、出走馬についての調教師や調教助手、厩務員のコメントが掲載されています。

強気なら◎、普通なら○、弱気なら△というように、印で度合いが一目でわかるようになっています。

続けて読んでいれば、いつもは弱気な厩舎が今回は強気だなとか、逆にいつも威勢がいい厩舎が今回は弱気とか、変化に気づくこともできるようになります。

コメントでは、馬具の使用に言及することがあり、要注意です。

今回はブリンカーを着用するとか、ハミを変えてみるとか、陣営も変えた点は広く伝えたいので、取材で必ず話します。

ブリンカーやチークピーシズなど、馬具を付けたら、いい意味で一変するケースは少なくないので、必ずチェックするようにしましょう。

予想者の印にもヒントあり

最近は、騎手のエージェント(騎乗仲介者)をこなす競馬新聞のトラックマンが増えています。

有名どころでは、今をときめく川田将雅騎手のエージェントを務める競馬ブックの井上政行さんやフジテレビの競馬中継でおなじみの競馬エイト・松本ヒロシさんなどがいます。

誰がどの騎手を担当しているのかは、JRAのホームページで確認できますが、

騎乗仲介者一蘭(JRAホームページより)

担当騎手の騎乗馬にどういう印をつけているのかは、非常に注目です。

また、予想者について、厩舎関係者や競馬関係者で仲がいい人の情報を競馬雑誌などで知ることができれば、所属馬や所有場にどんな印をつけているかは参考になりそうです。

 

ボクのオススメ競馬新聞!ここを見るだけで3連単が獲れる!?

競馬新聞は、たくさんありますが、その中で「オススメは?」と聞かれると、ボクの場合は、競馬エイトになります。

どの点がオススメかというと、

  • メインレースは、カラー紙面で見やすい。
  • ポテンシャルツリー表(通称:ポテツリ)で、馬の能力基準がわかりやすい。
  • プチ占い紙面「今日のあなた」が、けっこう当たる。(ただし、個人的主観)

などなどありますが、やはり何と言っても、

調教欄

ですね!

競馬エイトの調教欄には、調教の良かった3頭の表記があるのですが、この3頭が本当にいいんですね!

けっこう馬券圏内に入ります。

中には、この3頭を基準にした馬券術もあったほどです。

陽猿(ようエン)
陽猿(ようエン)
そういえば、「エイトメン」って
この競馬エイトの調教欄だけで
予想するオジサンもいたなぁ。

ボクは、もはや競馬エイトの調教欄を見ないで、競馬予想をするなんてありえないほどに、競馬エイトを活用しています。

今日から競馬新聞でより充実した競馬ライフを!

競馬新聞には、本紙予想担当者が見解を書いた記事をはじめ、トラックマンが自信の推奨馬を書くコラム、展開を推理する欄など読み物も充実しています。

それぞれの記事が、あなたの推理の助けになります。

最初のところでお話ししたように、馬柱は隅々まで目を通せば、いろいろな情報が詰まっています。

情報過多になってはいけないという声も確かにあるでしょう。

ですが、競馬新聞を使いこなせば、予想により自信がつくはずです。

これは約束できます。

予想に自信がつけば、決断がスムーズになり、時間を無駄にせずに済みます。

競馬新聞を使いこなして、より充実した競馬ライフ楽しみましょう!