このブログをご覧になっている方は、もちろん競馬ファンだと思いますが、
そんな皆さんは、週末時間があると朝の第1レースから馬券を購入してしまう人でしょうか?
私は、週末時間さえあれば、常に競馬を見て馬券勝負をしている人間です(笑)
もちろん前日にしっかりと予想して、勝負するレースと軍資金の限度額を決めた上で、
楽しむのがベストだと頭の中では理解しているつもりです。
ですが・・・
自分で設定した自信のある勝負レース以外に、手を出すことが・・・
負けてしまうと予定にないレースにも手を出す事はないでしょうか。

私の場合、特に多いのが最終レースに手を出してしまうことです。
メインレースを勝負レースにして馬券を購入する人が多いと思いますが、
最終レースは、名前の通りその日の最後のレースになりますので、
それまでの負け額が膨らんでいると、
最終レースでは人気薄の穴馬から負けた分を取り戻そうとするのが
人間の心理状態ではないでしょうか。

そして多くの馬券ユーザーは意味もなく傷口だけを広げて、その日1日を終えていきます。
今回は、最終レースへの向き合い方について、お話をさせて頂きます。
Contents
メインレースで負けた時の直前予想による最終レースへの取り組み方
昔は、最終レースへの取り組み方を知らず、メインレースの負けを取り戻すために用意されているのが最終レースだと思っていました。
ねらった大穴 見事にハズれ
頭カッと来て最終レース
気がつきゃボーナスァ
すっからかんのカラカラ
馬で金儲けした奴ァないよ
わかっちゃいるけどやめられねぇ(1961年『スーダラ節』/植木等)pic.twitter.com/GbyhNabdMd
— ハナ肇とクレイジー・キャッツbot (@1955_crazycats) August 3, 2020

この位置づけは間違いではないですが、大切なのは取り組み方です。
最終レースは勝負しないという勇気を持つことも必要
最終レースをあえて、勝負レースとしている人は少ないのではないでしょうか。

自分が追いかけている馬や条件がハマる馬がいた時には、
事前に予想を組み立てて最終レースを勝負レースにする方も多いと思いますが、
あくまでも1日に行われる12レース中の1レースとして考えている人は、
最終レースだからといって特別な感情を持つ事はないでしょう。
※ここでの特別な感情とは「メインレースでの負けを取り戻さなければいけない」という感情です。
最近は無観客で競馬が開催されている為、自宅で競馬を楽しんでいる時は、
特別な感情は入らないと思います。
ただし、もし競馬場に参戦している場合はどうでしょうか。
メインレースを勝負レースに設定したにも関わらず外れてしまった時や、
朝からメインレースまで1つも当たらない時の心中は穏やかではないでしょう。

そのような時、人間の心理としてはこのように思うのではないでしょうか。
「こうなったら最終レースで、今までの負け分を全て取り戻してやる」
自宅で競馬を楽しんでいる時は、多少の自制心があれば、
予定にないレースは勝負しないと判断できるかもしれませんが、
いや、自宅にいたとしても、
目の前にレースがある状態ではなかなか難しいものです。
私の場合は、特に現地観戦の場合は、つい予定にないレースにまで手を出して、負債を増やす事が非常に多いです。
ある人が言うには、競馬で大事なのは、
「勝負しない勇気を持つ事」です。
最終レースは、あくまで12レースある中の1つのレース
馬券を買っていないレースを予想して、もし的中してしまった場合、非常に悔しい気持ちになります。
多くのユーザーはこの悔しさを味わいたくない為、予想したレースは全て馬券を購入するという方もいます。
https://twitter.com/nunokawa_ya19/status/1244772333979492353
決して間違いではないと思いますが、この考え方は馬券で負ける人の考え方だと思っています。
馬券は外れるのが当たり前という前提を持っていなければいけません。
勝負レースを設定して外した時は仕方ないと諦めて、次の勝負レースに力を入れるべきなのです。
- 予定にないレースにまで手を出す事は、避けるべきです。
- メインレースが外れた後の最終レースも同じ。
元々勝負レースに設定していない場合は手を出さない方がいいでしょう。
もし最終レースを勝負レースに設定している時は、迷いなく勝負しましょう。
でも、
最初に予定していた以上の賭け金や買い目を増やす事は必ずやめて下さい。
あくまでも12レースの中の1レースという意識で最終レースも取り組むべきです。
最終レースは12レースの中の1レースという意識で取り組むのが大事です。

決してメインレースの負け額を取り戻そうとは考えない事です。
メインで負けた時こそ最終レースは、冷静に予想するべし。
前項では「勝負レースと設定していない時、最終レースは勝負するべきではない」と
伝えましたが、それでも馬券を購入したいと思う時もあるでしょう。

自分もそのような気持ちに駆られて直前予想だけで最終レースに挑んで、
大きな失敗を多くしてきました。
ここでは過去の経験則から最終レースを予想する時の心構えについて、
少しアドバイスが出来ればと思っています。
- 最終レースを直前に予想する時に大事なことは、とにかく冷静に予想すること。
- 人気薄の穴馬を先に見つけるようなことはしないこと。
- 万馬券を狙いにいかないこと。
- 冷静になって有力馬を1頭1頭見ていくこと。
直前予想だと時間も限られているので、自分が納得いく予想をすることも難しいと思います。
ここで大事な事は直前予想だけの時は掛け金も少なくするべきです。
決して今までの負債を全て取り返そうとしない事です。
先ほども言いましたが、
大事なのは「勝負しない勇気」です。
勝負レースを外した段階で、自分の中ではその日の負けは決定しています。
それを短時間で満足いく予想もせずに取り返す事は、まず不可能です。
偶然で馬券が当たる事はありますが、継続性は無いと思って下さい。
直前予想で馬券を購入する時は、冷静になって有力馬を確認するべきです。

賭け金もいつも自分が購入している馬券スタイルの範囲内で勝負しましょう。
勝負レースに設定していない最終レースは冷静に予想して、
低い配当でも的中する事で次の勝負レースへの良い流れを作る感覚で馬券勝負に挑みましょう。
最終レースで負けないためにも大事な前日予想
私は、必ず毎週最終レースは予想しています。

それは勝負レースを設定して、負けた時の重い空気で1日を終わりたくないからです。
前日に最終レースを予想する事は非常に大事だと思っています。
最終レースを勝負レースに設定するかは個人次第ですが、
もし勝負レースに設定しない場合でも、予想だけはしておくべきではないでしょうか。
何度も言いますが、勝負レースに設定していない最終レースは勝負するべきではありません。
でも当日になると、どうしても最終レースに手を出したくなる時があります。
そういう時に直前予想だけでは不安になるので、最終レースを予想する事だけは必ずしています。
実際に馬券を購入するかは別ですが、もしメインレースを外したままでは終わりたくないと思い、
最終レースで勝負したいという気持ちになった時にでも慌てないように、
前日に最終レースを予想する事だけは大事だと思っています。
仕事と一緒で、競馬も準備が大事です。

行き当たりばったりではなく、最終レースの馬券を購入する時は前日予想をして1日の馬場状況や流れを加味した上で挑んで下さい。
最終レースの取り組み方まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は競馬での失敗という事で、メインレースで負けた時の最終レースへの取り組み方についてお話させて頂きました。
- 最終レースで勝負しないという勇気を持つことも必要。
- 最終レースは、あくまで12レースある中の1レース。
- 予定にないレースにまで手を出すことは避けるべき。
- メインレースで外れた後も同じ。
- 最初に予定していた以上の賭け金や買い目を増やさない。
- 最終レースで負けないためにも前日予想は大切。
よくメインレースを前日予想する方は多いと思いますが、最終レースは宝くじのような感覚で馬券を買う方が多いのではないでしょうか?
ここに大きな落とし穴があります。
メインレースで勝った場合、最終レースには手を出さない人もいるかもしれませんが、一方で、メインレースで負けてアツくなり、何となくの予想で最終レースの馬券を購入している人は多いと思います。
自分も競馬を始めて、自分の予想スタイルが確立していない時は、
競馬場で1日競馬を楽しむ中で、メインレースを勝負レースに設定する事が多いです。
そして大負けして気持ちが落ちているときに、最終レースで全てを取り返そうと熱くなってしまう事が非常に多いです。
これは、今でもしてしまう失敗談の一つです。
最終レースこそ冷静になって予想する。
これが週末を気持ちよく終えるための馬券生活の一つかもしれません。
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