競馬を続けて、
「予想は上手くなったけど、勝ててないんだよな~」と思うことはありませんか?
例えば、「〇〇〇〇が先行で逃げて、△△△△が後方から差し込んで・・・」とか展開予想がハマるとか、人気を集めていた1番人気の馬がコケるとか、自分の気になった人気薄の穴馬が突っ込むとか、その時点の「読み」は当たっても、それが馬券につながらない、儲けになっていない、ということはよくあると思います。かくいう私もそうです。
あと一歩で、3連単30万馬券獲れたのに・・・
軸馬は、けっこう馬券に絡んでいるんだけどなぁ~
などと思うことはよくありますね。(苦笑)
しかしながら、
収支で結果が出ていなければ、それはハッキリ言って、意味がないわけです。
競馬で稼ぐ、儲けるということはJRAとお金のやりとりをするということ。
これがお金のやりとりがなく、
お馬さんの1着を当てるゲーム
であれば、読みが当たりましたね、良かったですね!( ^)o(^ )
でいいのですが、競馬=馬券勝負というのは、お金のやりとりをしているわけですから、馬券を購入して、購入金額以上の払い戻しを得なければ、本来の目的が達成されません。観戦料だと思って購入する人以外は。
最終的に、
・1日でいえば12レース終了後
・週でいえば、日曜日の12レース終了後、
・月でいえば月末、
・年でいえば有馬記念が終わった後
に儲けが出ていればOKだと私は考えていますが、私のように稼ぐことを目的として、毎週競馬をしているのであれば、予想の「読み」を馬券につなげなければ競馬で勝てません。そのための考察を今日は考えます。
1.競馬で稼ぐためには予想よりも買い方が大事。
たまに競馬をやらない知人から「競馬って難しいですか?」と聞かれる時があるのですが、私は「難しいですね」と即答します。
だって、本当に難しいですもん、競馬。
何が難しいかというと、やはり、「予想の読みがハマる」のが、そのまま儲けにつながるというわけではないということですね。
自分の読み、予想がうまくハマった。だからといって、即儲けになるわけではない。
うまくハマった予想をベースに、きちんと儲けが出る馬券の買い方をしていなければ、競馬で稼ぐことはできません。
「俺は、鉄板と言われている単勝オッズ1.5倍の1番人気、3番の〇〇はコケて、4番人気の15番△△が来ると思うんだよ。」
そのとおり、鉄板と言われた1番人気の3番の馬がコケて、4番人気の15番が1着になりました。
馬券の券種が単勝1点買いまたは複勝1点買いであればお見事!!
きちんと儲けが出るようでしょう。
しかし、枠連・馬連・馬単・ワイド・3連複・3連単では、他の馬をどれだけ拾えているかによって、儲けの出る・出ないが決まります。
例えば、馬連で考えれば、上記の例でいうと、4番人気の15番を軸に流しました。
相手は、8頭です。1点100円だと800円。1点1,000円だと8,000円の馬券です。
4番人気の15番が1着。
2着は2番人気の8番。
馬連馬券が的中して、配当は15.0倍でしたと。
これなら、1点1,000円の場合は、15,000円の払戻になり、15,000円から8,000円を引いて7,000円の儲けとなりますね。
8,000円も投資して、鉄板と言われていた1番人気がコケているにもかかわらず、儲けが7,000円というのは少ないですよね。
これで鉄板と言われた1番人気が2着になり、4番人気との組み合わせで馬連の配当が7.5倍でした。(と仮に)
これだと、せっかく予想は当たっているのに儲けが出ていないわけです。
(上記の場合だと、8,000円の投資に対して、7,500円の払戻なので500円マイナス)
このように、せっかくの読みが的中しているのに、馬券の買い方によって、儲けが出ない、ここに競馬の難しさがあると考えています。
2.馬券で多点買いをすることの弊害。
先ほどは、馬連という券種を一つの例にしましたが、馬連で8点も流すと、このような状況になることが多々ありますが、これが2点で仕留めることができたら、このような儲け損ね(通常、「トリガミ」といいます)が少なくなります。
先ほどの例だと、仮に1点1,000円で、7,500円の払戻ですが、投資自体は2,000円(1,000円×2点)なので儲けは出ますね。
とはいえ、馬連を2点でビシッと締めて的中させるというのは至難の業です。
また、3連複や3連単などの三連系の馬券も、的中させようとすると、どうしても買い目の点数が多くなりがちです。
本格的に勝負する人は、特に3連単の場合、100点以上で勝負する方も多いと思います。
そこに的中率が最低でも50%以上あれば、利益は出ると思いますが、30%くらいだと、そのハズれた時の点数の多さが逆に仇となって、収支を悪くしています。
的中時に30万馬券とか50万馬券とか大きく儲けを出している場合は別ですが。
これは私の経験上の話になりますが、点数が50点ほど(1点100円なので5,000円ほど)の違いで3連単の的中率が10%くらいしか違わないのであれば、時々来る高額配当(30万馬券や50万馬券)のビッグヒットがない限り、収支は苦しくなると考えています。
50点を多いと思うか、「たった」と思うかは、その人の馬券感ですが、投票金額でいうと、仮に1日3レース勝負として、毎週土日、年間51週勝負したとなると、投票金額で、
5,000円×3レース(日)×2日×51(週)=1,530,000円
3連単を100点分買うのと、50点分買うのとでは、年間の投票金額で、これだけの開きが出ます。
もし万が一・・・ですけど、払戻の金額が同じだったということなら、年間で150万円も利益額が違うわけです。これは非常に大きい。100万円、いや50万円でも大きい。
3連単を多点買いしている人にとって、50点の差って、あまり大きくない気がしますが、年間ベースで考えると、ハズれ馬券が多くなるにつれ、これだけ利食いしているということです。
そのため、競馬収支での利食いを減らすためには、(100点-50点)の50点分の差で、いかに的中率を高め、さらに、好配当の払戻を得るという戦略が必要になります。
これは単勝・複勝以外の、枠連・馬連・馬単・3連複の券種にも共通していることですが、
買い目の点数を広げるということは、年間ベースでの収支に利食いしているんだという認識を持つ必要があると考えます。
だからといって、点数を極端に絞って、3連単の馬券でいえば、軸2頭マルチの相手2頭の12点勝負とかがいいのか!?というと、そうとも言えません。やはり、それだけの少ない点数で3連単を当てるのは難しいです。
極力、買い目の点数はおさえ、投票金額は少なくしたい。
でも、馬券が的中しなければ、そもそも儲けが出ない。
よく「的中率を取るか、回収率を取るか」という議論も出ますが、本当に、このバランスをうまく取ることは難しいし、
逆に言うと、このバランスをうまく取れる人が、俗に言う5%の勝ち組の人なのだろうと考えます。
3.競馬の馬券購入金額をおさえ、それで的中して儲けを出すために。
現在、競馬で5%の勝ち組になるべく、馬券の買い目を模索しています。
極力、馬券購入資金をおさえ、そして、馬券が当たった時にはしっかりと儲けが出ている。
私が今、考えている馬券購入パターンのベースとしてあるのは、
1)自分のこれまでの馬券的中の経験から得意なパターンを活かす。
2)馬券の買い方に一貫性を持たせる。
3)長期的視点に立った馬券であるということ。
私の場合は、現在、単勝・複勝・3連複で勝負していますが、この(1)について改めて、考えています。また、(2)やはり馬券の買い方には一貫性を持たせることが重要。とこれまた、改めて思うところです。(3)については、繰り返し主張していることになりますが、長期的な視点に立った馬券であること。年末の有馬記念が終わる頃にプラス収支で終えるためには、どのくらいの買い目の点数で、どのような券種が良いのか、いかに利食いを抑え、効果的であり、それでいてプラスをどうやって出していくか。
競馬で稼ぐために、効率の良い馬券を構築するか、引き続き実戦で検証していきます。
お読みいただきまして、ありがとうございました。