こんにちは。陽(YOU)です。
2月は、20万円以上、競馬=馬券勝負で負けてしまいましたが、振り返ると、自分の競馬環境に対して、いや、そもそも論で、その前の段階含め、負けて当然の行動だったなと思っています。
私は、別に競馬ビギナーではないし、競馬歴14年目です。
ここ3~4年は、競馬の研究や検証に時間を充てることが中々できないでいましたが、それでも、これまで競馬に関することで1万時間近くは費やしていますし、過去には競馬の書籍にもありがたいことに出させていただいたこともあります。
それなのに、大負けを喰ってしまう。
昨年末、調子が良かったという油断も要因としてあると思います。
例えば、昨年12月28日は、自分が勝負した6レースのうち3レースで馬券が的中し(すなわち的中率50%)、さらに、3連単5万円以上の配当を1日に2レース当てて、払戻が20万円超え。という展開で、コンスタントに稼ぐことができる手応えを掴みつつある状態だったので、2月の成績は、かなりショックでした。
2月の私の券闘(馬券の闘いという意味です)を振り返ると、
・AとBで、どちらを軸馬にするか迷い、Bを選択したところ、Bは着外で、Aは1着になった。
・馬券が的中しても配当が低かった。
・「おそらく最終レースではCの馬が来るだろうな」と思いつつも、メインレース終了までの段階で、5万円負けていたので、最終レースを回避。レースを見ると、見事にCの馬が1着に。という展開。
・最終レースで「頼むぞ!Dの馬!」と思った軸馬Dがハナ差の4着。
・レース数のマーキングを間違えてしまう。9レースの馬券を買おうとしたものの、11レースの馬券を買ってしまい(馬番11の単勝馬券)、結果、9レースの1着は11番で、11レースの時は着外。
このような負のスパイラル的展開が1か月続きました。
本当に悲しくなるくらいの結果でした。
競馬の口座に(たかだかかもしれませんが)20万円入れていて、その中でやりくりが続けられるだろう、20万円を溶かすことはないだろうと考えていたフシありますが、そんな考えは、非常に甘っちょろく、あっという間に溶けました。
自分の考えが非常に甘いということを痛感させられました。改めて。
そのような甘っちょろい考えも含め、負けた要因というのは、いろいろありました。
勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし
という言葉がありますけど、私の2月の負けは本当に負けるべくして負けたものです。
その理由を書いてみたいと思います。
1.競馬に対して、本気で取り組んでいない。
一言で言うと、ここに尽きるのですが、本気度が全然足りないというところですね。
馬券の券闘作業(私は、馬券購入の闘いを「券闘」と呼んでいます。)開始時間もまちまち。早起きできて朝6時から始める時もあるし、朝ごはんを食べて、9時くらいから始める時もあるし、
前の日飲みすぎてお昼頃からはじめる時もありました。
自分でこう書いていても思うのですが、全然、本気度が足りないですよね。
準備もしっかりしていない。メンタル面もふらついていると思います。
あと、自宅でPAT操作による馬券購入をしていたのですが、
そもそも競馬に集中できていなかった。
というところもあります。
何かと言うと、ネットサーフィンをしてしまっていた。
ということです。
JRAのサイトならまだしもですが、グラビアアイドルのイベント情報のサイトなどもチェックしたりして、
それじゃ、そもそも集中できていない。
という感じですね。
自分が選択した軸馬が3着に入ったりして、生半可に馬券を的中させられそうな雰囲気もあるので、そのような怠慢な行動に(競馬の時間なのに)なっていたと思います。
まったくの油断です。
2.仮説も検証も中途半端。
本気で取り組んでいない姿勢の表れとして、仮説も中途半端。検証も中途半端だったということがあります。
準備もしていないし、馬券勝負後の検証も、まったくではないけど、ほぼしていないに等しい。
「雀鬼」と言われた櫻井章一先生は、ものごとには、すべて「準備・実行・後始末」があり、このサイクルをきちんと習慣づけることが、勝負強さを作ると説いていました。
後始末をきちんとすれば、次の準備に素早く取りかかることができる。準備が不十分であれば、実行の内容も満足いくものにはならない。勝負事でも仕事でも、いい心の状態で準備をしっかりすることが、いい実行につながる。
ある試合では調子が良かったのに、次の試合で調子が悪いといったスポーツ選手は、試合が終わったら勝っても負けても、すぐさま遊びに出掛けたりして、後始末がきちんと出来なかったりする。ストレッチを入念にしたり、道具の手入れをしたり、試合の反省をすることが大切な後始末だが、それを怠る。試合が終わったことをもって終わりという気分になる。
しかし、後始末をちゃんとやるかどうかで、次の準備に差が出ると。
準備もしてなきゃ、後始末もしていない。
ただ、馬券を買うという「実行」のみ。
それでは馬券勝負で勝てるわけありませんよね。
当たってもマグレ当たりです。そんなのは。
「準備・実行・後始末」というのを競馬に当てはめてみると、
準備~適切な競馬環境を作るための準備。資金の用意もそうですし、前日の予想作業や明日の勝負に向けての十分な睡眠。時間的余裕を作る。馬券の戦術を予めプランニングする。マイルールを確認する。など。
実行~勝負レースの予想(予想時間の確保)、買い目の決定、実際の馬券の購入。など
後始末~勝負レース回顧、馬券購入時の反省、データ検証。など
準備も疎か。実行の時は多少集中するけど、後始末もほどほどに。
これでは次に繋がりません。
馬券の女神様もきちんとわかっていて、そんなんじゃさすがに勝たせてはくれないです。
Plan(計画)
→ Do(実行)
→ Check(評価)
→ Act(改善)
準備・実行・後始末。
特に、後始末からの準備をきちんとすることが、競馬勝負での分かれ道だと感じます。
3.自分の馬券に確信を持てていない。
自分の馬券に対して確信を持てていないということも敗因の一つと考えています。
当たらないことで不安になる。
当たることが少ないから狙いが大きくなる。つまり好配当狙い。
軸馬をどちらかにするかで迷う。決めきれない。
「今日、もしやヤラれるかも」と勝負前から思ってしまう。
確信を持てない勝負というのは、丁か半かのバクチであり、投機でしかありません。
競馬を投資として考えたい「気持ちだけ」はある私としては、丁か半かの気持ちではなく、自分の中で「このレースの、この馬はいける」と思えるレースで勝負しなければならないと思うのですが、実際に土曜日、日曜日の競馬開催日には、そういう強いメンタルではなく、中途半端なカモメンタル(カモになるメンタル)で、競馬をやっていたと思います。
それでは、勝てるはずがない。
勝てるために何をやっていますか?と聞かれて、今の私は答えられないかもしれません。
そんなつもりはない、と言いたいけど、なんとなくノリでやっていた、というところもあるかもしれません。
それでは、勝てるはずがない。
そもそもの自分の勝ちパターンさえ、わかっていない。
PDCAプロセス
仮説・検証をしっかりして、学びを得て、事前の準備をしっかりする。
自分の中で「これだ!」と思う確信の持てるレースに投票する。
バクチでもなく、投機でもなく、投資のような意識で馬券購入する。
きちんとした決断力を持って、馬券を買う。勝負する。
そうしなれば、最高値でさえ(単勝の)80%という低い期待値の競馬で勝つこと、いや、勝ち続けるこはできない。
そう考えています。
・競馬に対して本気で取り組む。平日の検証も。
・仮説、検証の作業を中途半端にしない。
・準備、実行、後始末をしっかり意識する。
・確信の弱い勝負をしない。
・決断力を意識して馬券を買う。
これらのことを意識して、馬券の買い方で毎月5万円以上稼ぎたいです。お読みいただきまして、誠にありがとうございました。