毎週土曜日、日曜日と馬券を買っている、あなたに問いたいのですが、
あなたは、何のために競馬をしていますか?
お金を儲けるため。
馬券が的中した時の喜びと興奮を味わいため。
ということでしょうか?
それとも、ロマンがあるから?
競馬は、純粋にスポーツとして面白いというのもありますよね。

ギャンブルが好きだから、ということも含め、いろいろな要因があると思いますが、やはり、
- お金を儲けたいから。
- ゴール直前の興奮と馬券が的中した時の喜びがたまらないから。
というのが大半ではないかと思います。
かくいうボクもそうです。
毎週末馬券で儲けたい。いや、儲けなければならない。
欲深いことを自分でも承知の上書きますが、毎週10万円なり20万円、できれば30万円。週30万円以上稼いで、馬券の儲けだけで、年収1,000万円以上を達成したい。という理想を持っています。

それを現実的なものにしたい。
さらに、馬券で勝った時の喜びや優越さを味わいたいです。
本当に、馬券で勝利したあとに迎える夕方は格別なものがあります。
もし、「人生で一番楽しいときは何ですか?」と聞かれたら、
「馬券で勝った時の夕方」
と答えてしまうかもしれません。
競馬をやらない日もあるので、毎週毎週競馬をやらなければ頭がおかしくなるというようなギャンブル依存症ではないと自分では思っていますが、そのくらい至福な時ですよね。
とはいえ、毎週毎週、土曜日・日曜日とそうなるわけではない。
いや、そうならないことが多い。
私の場合、馬券の的中率は20%~30%ほどですが、1日スパンでの勝率も半分いくか、いかないかというところです。つまり、競馬開催日の1日(例えば、日曜日なら日曜日1日)の夕方で勝っているケースは半分か、せめて6割くらいということです。つまり、半分近くことは負けを味わうことになります。
そのくらい負ける可能性が高いのが競馬というジャンルなのですが、でも、負けたとしても、そこから得られることがあります。
今日は私が馬券で負けて、競馬をやったことで変わったことについて書いてみたいと思います。
Contents
競馬の失敗を通じて、やりはじめたこと、成果。
1.競馬で勝つために読書の習慣が身に付いた。
私の場合は、これまでの馬券活動によって、本を読むようになりました。勉強をしないと、競馬で勝てないと思ったからです。競馬に関する書籍はもちろん(ただし、あまり役に立たないなと思う書籍は買いません。)、自己啓発的なものから、ある程度の本は手にしてきました。
かれこれ8年前の話になりますが、競馬で勝ちたいから、本を手にするようになり、馬券の方はともかくですが(苦笑)、その学びが仕事や対人的なことに活かされているのは、これは確かに言えることです。また、読書をするという習慣が身に付きました。
これからどのような道に進むかは、わかりませんが、どの分野でも読書をするとか、勉強をするというのは将来的にも不可欠なことで、その必須スキルである「本を読む」ということが習慣付けできたのは、私の場合は、競馬で勝ちたいからというのが理由でした。
2.競馬のために早起きするようになり、朝活しはじめた。
朝活をするようになったのも、競馬で勝ちたいからというのが理由です。
数年前、私が師事していた人が競馬開催日(つまり土日)に朝4時近くに起きて、その日の券闘作業をしていてのを真似たのですが、競馬をしてから早起きをするようになりました。
また、競馬で勝ちたいから、何か得られるものはないか・・・というモチベーションの延長線上で朝会(モーニングセミナー)に参加することとなり、そこから私の交流関係が一気に広まりました。
これまで基本的には職場の同僚関係くらいの人間関係しかなかった私にとっては、異業種の方のいろいろなお話を伺い、実践力の大切さや、感謝の気持ちの大切さ、また、何人かの方と接することで「こんな人もいるんだ」(良い意味でも悪い意味でも)と思えたのは、ものすごく貴重なことだったと考えています。
ここでも朝会の参加や、そこから繋がった会合への参加が、私の仕事(本業)に活かされているなと思います。仕事上、ジャッジを求められることが度々ありますが、瞬時の判断基準が、そこでの学びによるものがベースになっているといいますか。4月からは、残念ながら地理的に朝会への参加ができなくなりましたが、本当にいい経験でした。
3.競馬を通じて失敗する感覚というのも味わった。
「失敗の感覚」というのも、これまでの馬券活動から学んだことです。競馬を通じて、日常の仕事(本業)では味わえないような悔しさや失敗の痛みを味わうことがあります。
私は、地域では大企業といわれる今の職場に就職して、かれこれ25年になります。それなりのベテランになったので、失敗をするということも少なくなってきました。公務員志向的な社風故、新しいことにチャレンジするということはあまりないので、その分、失敗する機会自体も少なく、私をはじめ、その環境に甘えてしまうところがあります。
そんな私にとって、馬券を買う、競馬をするということは、失敗を与え、何か行動を改めさせるきっかけを作ってくれるところがあります。
失敗はプラスでしかないわけですから、あまりビビらず、やっていきたいと思うところです。
と書いていると、
競馬をやってきたことによって、私の場合は、本業の仕事に活かされたということも言えます。
ハズレ馬券を無価値なものにしない。
競馬をするのは、そんなカッコイイ目的だけではないです。
まずは、馬券でお金を儲けたいということが一番の目的です。
でも、その馬券で儲ける、利益を出すということができなくても、その外した馬券購入活動を何かに活かさなければ、「タダにしては」はいけないのです。
ハズレ馬券を、本当にただの無価値にしてはいけないのです。
ただただ、毎週自動的にやってくる競馬開催日に、自分の感情のまま馬券を買い、外して、反省会と言いながら、お酒を飲んで紛らわすという土日の過ごし方ではダメ。
それだけでは何も得られない。
馬券で負けて、お酒を飲んで気分を紛らわすというのは、私もよくやります。的中した後のビールの味は格別だし、負けて気持ちが高ぶったときは、本当に飲みたくなります。
しかしながら、ただ、それだけにしてしまうと、ハズレ馬券が本当に無価値にするだけです。
だから、私は馬券購入し、その馬券が、JRAの券売機的に、ハズレ馬券になったとしても、少しでも価値あるものにしていきたいです。
どういうことかというと、ブログに載せる形でアウトプットをするとか、自分の競馬ノートに載せて、次に活かすとか。
これまでもたくさん失敗やってきました。
それを改めて続けていこうと思う今日この頃です。その失敗の先、自分の人生に新たな光がやってくるものと願ってやみません。
お読みいただき、誠にありがとうございました。