競馬で儲けたい

【競馬】競馬で負けが続いている人の失敗ノート。

自分の競馬時間中の机

年間回収率が100%未満の、いわゆる負け組になってしまった方は、単に実力不足であったという側面もあるかもしれませんが、中には、頭ではわかっているものの、失敗を犯してしまい、失敗を積み重ねてしまった結果、年間回収率の数字が100%に届かなかったという方もいると思います。

まさに今の私がそうで、失敗を抑えていたら、もう少し回収率は、上がっているでしょうし、負けが続くときは、成功する要素ではなく、明らかに失敗するための行動を積み重ねていたと思います。

そこで今日は、改めて、自分がこれまで犯してきた競馬、馬券購入における失敗事例を書いてみたいと思います。過去記事で繰り返し書いているところもありますが、ご了承ください。

競馬でその日に儲けようと考える・配当に期待する。

これは、本当に余計な感情なのですが、所々出てしまいます。出費が大きかった週とか、あるいは、馬券で儲けて、服を買いたいとか、ススキノの「〇〇〇〇キャット」で遊びたいとか、そんな馬券成績に悪影響しか与えないような「自己都合」をけっこう出していました。

馬券で稼ぐために、そんな自己都合は不要なんですよ。

その日勝たなきゃ気が済まないとか、そんな自己都合の感情が、長期的視点で稼ぐために、年間回収率200%超えを目指す上でいい考えなのかというと、決してそうではないはず。

さらに、この話の延長線上になりますが、やはり、借金をして馬券を購入するというのは絶対ダメですね。今年、身近でそういう人を見ましたが、本当に馬券の神様がまるでアザ笑うかのように、悔しい当て方連発させますから。はたから見て、「やっぱりそういうのはダメなんだ」と思いました。

私もレバレッジ的な感覚で、私なりの公的資金(貯金)を入れ、レートを上げようかとも考えましたが、やはり、簡単に手を出していけない資金で馬券を買うのは、収支の展開をただ悪くするだけ(馬券の神様は、そう簡単に大当たりを与えてくれない)というのを実感しました。

ですから、自己都合の要素と、あと、期待。

高額配当の期待であったり、儲かることの期待であったり。

この2つの感情は、とかく持ってしまいがちになりますが、感情が強くなってしまうほど、失敗のベクトルに進むということが、本当に実感しました。

その都度、競馬資金をPAT口座に入金する。

これもあまり良いことはなかったというか、生活費の口座と馬券の口座をしっかり分けて、勝負すべきですね。プロの人からすると、当たり前のことだと思いますが。

「株やギャンブルは余裕資金で」という言葉もよく目にしつつも、なかなかできない自分もいましたが、やはり競馬専用の別口座で、生活費関連の口座とは別に勝負すると、気持ちの余裕も出る時がありますし、思い切った勝負をすることもできるし、メリットは確実にあると考えています。

競馬専用の口座資金が尽きてしまったのなら、また貯金して、口座資金を貯めて出直すという方がいいと思います。

競馬予想における決断力の欠如。

これは、本当に私が足りないと思うところ。

2択で失敗する。どちらを軸にするか迷って、切ってしまった方が馬券に絡むということがよくありました。

でも、悩んで迷って、正解(的中)が出るのと、悩んで迷って、軸ズレおこして馬券が不的中になり、後悔するのが半々の割合であるならば、必要以上に悩まないで、「これで!」と決めたことに対して、決断すれば良いのだけのこと。悩んで迷って、馬券が的中することが7割くらいの確率なであれば、それでもいいでしょうけど、半々くらいの割合、もしくは、それより低い割合なのであれば、悩む時間を極力短くして、決断することが大切と考えています。

まずは予想のベースとなるデータや理論やセオリーなどもあるでしょうけど、直感を信じて勝負していいと思います。私の場合、そこに素直になれないのが反省であり、その要因となっているのは、やはり優柔不断。だから、もう少し決断力を上げる訓練をしなければなりません。

強い1番人気のレースがいるレースに手を出す。

これは、先日の安田記念でもダービーでもそうですけど、強い1番人気がいるレースで振り回されているところがありますね。

例えば、日刊コンピ指数でいうと、1位の指数が84以上で、単勝オッズ2.3倍未満(2.2倍より少ない数値という意味です。単勝1倍台の1番人気馬)がいるレースに手を出す。

このような人気馬は、連対率や複勝率が高いです。

勝率35%以上、連対率53%以上、複勝率67%以上というところが目安でしょうか。
(当該数値は、KKベストセラーズ社さん 「競馬最強の法則」日刊コンピ研究チーム編 『日刊コンピ1位の解体新書』を参考にさせていただいております。)

そのくらいの確率で馬券に絡み、しかも1番人気のオッズがより強い(単勝オッズの数値が少なくなる)ケースで、的中したとしても、当然得られる払い戻しは、(他の馬との絡むもありますが)、より少なくなります。1番人気が絡むことによって配当額は少なくなります。

このような人気馬が入っているレースに手を出すということは、長期的な観点からいえば、回収率を下げる要因をただ作っているだけということになるのだろうと考えています。

自分なりに明確な根拠があって、

「飛ぶ」すなわち、3着までにも入らないと読めるのであれば、別ですが、そうでないのであれば、長期的視点から考えて、相当の人気を集めて、単勝オッズの低い1番人気があるレースで、勝負するのは得策ではないと考えています。私の場合は、その基準を単勝オッズ2.3倍未満としました。それが、G1であろうが、最終レースであったとしても。

馬券、券闘に集中する環境が作れない。

これも失敗というか、反省点ですね。学生さんが、自分の机で練習することができないのと同じで(と言っては失礼ではありますが)、自分の机で券闘(レース予想や、馬券購入)になかなか集中できない。ネットサーフィンをしてしまって、場合によってはショッピングをしてしまったり、エ〇サイトをチェックしてしまう時さえある。(苦笑)

このようなことではダメで、馬券購入、券闘に集中できる環境づくりを確保するということについても意識して勝負したいと考えています。

集中させる、という意味合いからも勝負するレース数を、これまでより多くしてみました。必然的に集中する度合いが高まるのではという意味合いもあります。果たして、どのような成果が出るか。

以上、競馬経験、馬券購入歴14年以上の人間が、やってしまった、個人的な失敗事例、反省点を書いてみました。同感できる人がいるのなら、気を引き締めて、また、新たな券闘を始めようではありませんか。

要点まとめ

・その日の競馬勝負で勝ったり、儲けたりすることを期待しない。

・あらかじめ競馬口座に資金を用意し、生活費と切り離す。

・決断力を意識し、直感を信じて勝負するのもよい。

・長期的視点から強い1番人気がいるレースは回避が無難。

・競馬予想、券闘に集中できる環境を作れ。

お読みいただきまして、ありがとうございました。