競馬で儲けたい

【競馬】してはいけない「自滅」と「期待」、しなければならない「感謝」。

日頃へのサンキュー

一昨日の記事で「自滅」について書きましたが、もう少しこの「自滅」について、さらに、私が馬券勝負中に持ってはいけないと思う感情の「期待」、さらに普段は、あまり意識をしていないけど、持たなければならない「感謝」、この3つについて書いてみたいと思います。

自滅せずにツキを引き寄せることができるか。

私の場合は、平日(月曜日~金曜日)、競馬、馬券勝負について、あれこれと考えますが、いざ土曜日、日曜日において実際に馬券勝負するとなると、作業中に集中力を欠いてしまい、その結果、自滅して、敗北を喫するということがよくあります。

集中力を欠くとか、慌ててやるとか、やはり、その気迫のなさが馬券にも伝わっているではないかと、自ら反省しています。

よく球技のスポーツで「一球入魂」という言葉がありますが、これを馬券勝負に置き換えて、「一票入魂」もしくは「一頭入魂」であったかというと、そうではなかったことも多い。

本当に、一頭入魂だったのかどうか。

馬券に魂が入っていなかったと。

例えば、麻雀でも1日、1局ごとに流れがあって、自らツキを逃す振る舞いもあるし、逆にツキを引き寄せる行動があるんだなと感じるところです。

麻雀でいうと、自ら油断して放った牌が相手の役作りを助け、または相手が待ち望んでいた牌で、ロンをされる。そこから流れが悪くなり、形勢悪化。

麻雀風景

あるいは、アガれるところを欲かいて、高い目で勝負したら逆に相手にアガられてしまい、

そこから相手は勢いづいて、こちらは形勢不利に追い込まれる。

逆に、状況を冷静に判断して、はじめは安い目でも焦らずアガることによって、徐々にツキを引き寄せ、その後、大きいアガりを手にする。

勝つ・負けるには必ず伏線があるのです。

麻雀をされる方はこのあたりの感覚、おわかりかと思いますが、たった一つの捨牌や動作で、その後の流れが変わることが十分あるわけですね。

また、野球を見ても、

たった一つのフォアボール。

たった一つのデッドボール。

たった一つのエラー。

この「たった一つのミス」、つまり、自滅から流れが変わり、大量失点につながることなどもあります。

先頭打者にデッドボールを出した後、ピッチャーが動揺し、ヒットにつながって失点する。

せっかくの内野ゴロでも野手がイージーミスを犯すと、守備の雰囲気が変わり、ピッチャーの制球が乱れ、失点する。

一つのフォアボール、デッドボール、エラーから失点に結びつく展開というのは、プロ野球を見ていると、よくあるケースです。たった一つのフォアボール、デッドボール、エラーが試合を決める要素になることもよくあることなのです。

だから、競馬、馬券勝負にしても、一つの油断や気迫のなさが馬券に伝わるのかなと、ここ1年くらいの私の馬券勝負を振り返ると、そう思うところです。

 

馬券には魂が宿るもの。

と書いたらカッコいいかもしれませんが、1日の馬券購入に「流れ」というものがある以上、気の抜けた馬券では勝利の女神様は微笑まないでしょうし、かといって、気合いが入りすぎ、欲にまみれた馬券でも女神様はいやになるかもしれません。

失敗が改善すべき点をあぶり出してくれたと、気持ちを切り替え、新たなチャレンジです。

競馬で「期待」はするな。

ただ、気持ちを新たに切り替え、新たなチャレンジで臨んでも、次回の勝負にあたり、気を引き締めなければならないことがあります。

それは何かと言うと、新しい思考、新しい戦法(戦術)を取り入れたからといって、

いい結果になるということを、

すぐ期待するな

と、いうことです。

例えば、今の私の場合だと、

ヨシッ、次からは自分が決めたルールを守るんで、それできれば、的中率も10%はアップして勝てる!

などという期待は一切するなということです。

馬券で勝つためには、一つ一つの細かい失敗を反省し、改善する必要がありますが、だからといって、その失敗を改善したから即、大勝ちできるようになるほど、馬券というのは簡単なものではありません。当たり前の話ですね。

私もとかくやってしまいます。この「期待」。正直、今もそうです。

でも、今まで自分の買った馬券に期待をかけて、その通りになったことがあるだろうか・・・と、振り返っても、そうなったことはほぼ一度もないのです。

競馬をやっている時間中でもそうです。

・今のところ負けているから、もうそろそろ来るっしょ

⇒ 最後まで一度も当たらず、ヤキトリへ。

・不良馬場だし、このレースは荒れると期待!

⇒ 普通に、人気上位決着。

・この馬に期待ですね!

⇒ 一つも見せ場を作れず、着外。

特に配当、高配当に期待すると、ロクなことありません。

G1レースの時、私は友人二人と互いに資金を持ち出し、寄り合い馬券を購入するのですが、その時のメールのやりとりで、友人の一人が、「○○が飛んで、人気薄の△△が突っ込んできて、高配当になることを期待しましょう!」というメールを送ってきますが、まずもってこういうメールの文面通りの結果になったことはありません。

「100万馬券に期待です!!」とか「高配当に期待ですね!!」とか、そういうメールが送られてきてして高額配当を目の当たりにしたことなんて一度もない。

ただ、それは、そのメールを送った友人がどうのこうのという話ではなく、私自身に言える話で、心のどこかで「次の阪神10レース、10万馬券いけるかな?」とか、そういう淡い期待を持つと、まずもってダメということです。

配当に期待して馬券を購入するのではなく、あくまで的中する馬券を購入することに集中すべきなのです。

その結果が、「高配当」という結果につながるのと考えるのですが、いかがでしょうか。

「期待」はせずとも、「感謝」はすべき。

競馬に向き合うと、馬券を購入すると、どうしても期待してしまうというのが人間の性だと思いますが、この感情は、馬券勝負の上では、ただただマイナスになります。しかしながら、馬券購入できる環境に感謝することは必要ではないかと考えます。

私の場合なら、1日に2万円とか3万円、競馬で使えることに感謝。

土曜日、日曜日が休みで、馬券勝負ができる環境に感謝。

何より、その環境を理解してくれる妻に感謝。

自分自身が体調を崩したりで競馬などできないとか、親や子供の面倒を見るので精一杯という状況でもなく、普段当たり前のように、競馬の検討作業をできる環境にあって、馬券も購入できる環境で、やれ、作業時間を減らしたいだの、金額がどうだだの言っている自分がいますが、そもそも、馬券購入できる環境に対して、もっと感謝すべきなのではないかと、考えています。

特に、妻には。

次の勝負で、もし、いい払い戻し、リターンを得ることができたら、普段の環境に対して、感謝の念を(心の中で)示しつつ、美味しいお料理を食べたいと考えています。

叙々苑

お読みいただきまして、誠にありがとうございました。